2008年6月18日水曜日

おかげさま

自然発酵建ての藍は一度に大量の布を染めることが困難なため、最近は染めと縫製の繰り返しです。

そんな中、プルオーバータイプの服を作ってたんですが、首周りの寸法を見誤り修正することにしました。

そのままでも十分問題は無かったのですが、性格からか納得がいかずに作り直し・・・

やっぱりお客様には自分が納得するものを提供したいですもんね。

私はデザインの勉強をしたわけでもなく、洋裁の学校に行ったわけでもありません。
服作りに関しては全て独学です。

この間教室の生徒さんと話をしていて、何故洋裁を始めようと思ったのか聞かれました。

初めの頃はまさか自分が洋裁をやるだなんて思ってもいませんでした。

自分で作れれば良いけどきっと難しいだろうなぁ、なんて考えてましたね。

そんな時、あるデパートの物産展で、裂き織りで服を作ってる方と話をしているうちにテンションが上がったのか、次の日に簡単な形の被りの服を作って物産展に持って来てみました。

裂き織りの方に「作ってみました」なんて話をしていると、あるお客様がその服を見て気に入って頂き買ってくれたんです。

まぁ値段はかなり安かったんですが、初めて服を作って次の日に買って頂いて、凄く嬉しかったんです。

それからは図書館で洋裁の本を片っ端から借りて熟読したり、かみさんの服を片っ端からひっくり返して見たり、かみさんと服を買いに行っても作り方しか見てなかったり、どういうデザインでどう縫ってあるのかばっかり。

職業病ですね。。。

とにかく毎日縫製のことばっかり考えてました。

練習用にと何着も作りました。今見ると恥ずかしいものばかりですけど(笑)

裂き織りの方と、初めて作った服を買って頂いたお客様がいなかったら、洋裁はしていなかったかもしれません。

今まで私が作った服を気に入って買って頂いた方達に感謝しながら、これからも妥協せずに製作していきたいと思います。


ごくまれに、自分で服をデザインして作ってると言うと、「デザイナーですね」とか「作家さん」なんて言われますが、私が目指すのはあくまで「職人」です。

表現の違いなのかもしれませんが・・・